Notta・tl;dv・Otter.ai・Fireflies、4つのAI議事録ツールを比較して選んだのはどれか
AI議事録ツールの主要4本(Notta / tl;dv / Otter.ai / Fireflies.ai)を日本語精度・料金・連携機能の軸で比較。フリーランスからチーム利用まで、用途別の選び方を整理した。
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「どうせ全部おなじでしょ」と思って全部試した結果、全然違った。
AI議事録ツールは乱立している。Notta、tl;dv、Otter.ai、Fireflies.ai——名前を並べると似たようなものに見えるが、使い方・料金・得意不得意がかなり異なる。週3〜4本のMTGをこなすフリーランスとして調べた内容をまとめる。
4ツールの基本スペック
※料金は2026年6月時点。変動があるため最新情報は各公式サイトで確認を。
Notta
- 無料枠:月120分・1録音5分上限
- 有料最安:月約1,185円(年払い、Proプラン)
- 日本語精度:98.86%(公式発表値)
- 対応:Zoom / Google Meet / Teams / ブラウザ拡張
tl;dv
- 無料枠:無制限録音(90日後削除、AIサマリー生涯10回)
- 有料最安:月約2,500円〜(Pro、年払い)
- 日本語精度:約97%(英語ネイティブ設計のためやや差あり)
- 対応:Zoom / Google Meet / Teams
Otter.ai
- 無料枠:月300分
- 有料最安:月約2,600円(Pro)
- 日本語精度:英語特化のため日本語は苦手
- 対応:Zoom / Google Meet / Teams / OtterPilot自動参加
Fireflies.ai
- 無料枠:800分ストレージ
- 有料最安:月約1,500円(Pro)
- 日本語精度:英語中心、日本語は実用水準
- 対応:Zoom / Google Meet / Teams / Slack自動投稿
日本語精度で選ぶなら Notta 一択
日本語の会議が多いなら、現時点でNottaが頭一つ抜けている。
公式の98.86%という数字はやや盛り感があるが、業界固有の用語(SaaS、API、CI/CDなど)の認識精度が他と比較して高い傾向がある。固有名詞の誤変換が少ないのが実用上の強みだ。
tl;dvの約97%という数字は英語環境での検証に基づくものが多く、日本語では体感的にNottaより精度が落ちる場面がある。Otter.aiはそもそも英語ネイティブ設計なので、日本語MTGへの本格投入は難しい。
Nottaの詳細な料金・プランはこちら:
コスパで選ぶなら tl;dv の Free が異常
tl;dvのFreeプランは「無制限録音」という点で規格外だ。月の録音時間に上限がない。
ただし落とし穴が2つある。
1つ目は録音データが90日後に自動削除されること。議事録を後から掘り返す用途には向かない。
2つ目はAIサマリー生成が生涯10回の上限。録音自体は残るが、自動で要約してくれる機能はすぐ枯渇する。「とりあえず無料で文字起こしだけしたい」ならありだが、サマリーに依存するならすぐProに移行することになる。
Proプランは年払いで月約2,500円〜。Nottaと似た価格帯だが、日本語MTGが主体なら料金差でNottaを選ぶ理由は十分ある。
Slack連携で選ぶなら Fireflies
SlackをチームのHubにしているなら、Fireflies.aiが光る。
MTG終了後に自動でSlackチャンネルへサマリーを投稿する機能が整っており、「議事録を誰かが共有するまで待つ」という手間がなくなる。他3ツールもSlack連携はあるが、Firefliesの連携は一段深い。
価格面でも月約1,500円と4本中最安。日本語精度が英語ネイティブ設計のため高くはないが、英語+Slackヘビー利用のチームには有力な選択肢になる。
英語会議がメインなら Otter.ai
英語の精度ではOtter.aiが最も評価が高い。
OtterPilotという機能でZoom / Google Meet / Teamsに自動で参加し、リアルタイムで文字起こしを行う。英語圏のプロダクトチームやグローバル商談では選ばれやすい理由がある。
日本語利用が主体ではないため、国内フリーランスや国内チームが第一候補として選ぶ理由は薄い。海外クライアントとの英語MTGが週の半数以上を占めるなら検討の余地がある。
用途別まとめ
- 日本語MTGが主体のフリーランス → Notta Pro(精度×コスパのバランス)
- 録音だけしたい、まずコストゼロで → tl;dv Free(制限把握のうえで)
- SlackヘビーなSaaSチーム → Fireflies.ai Pro
- 英語会議が中心 → Otter.ai Pro
Claude CodeとNottaを組み合わせて議事録を自動要約するワークフローを作った記事はこちら:
4本の中で「絶対これ」という答えはなく、会議の言語・チームの規模・Slack依存度によって変わる。まず tl;dv の Free から試して、自動サマリーが欲しくなったタイミングで Notta Pro か Fireflies に移行する、というのが現実的な着地点だと思っている。
ゆと