HubSpotシーケンス完全ガイド2026 — 動的シーケンス・Breeze AI連携・トラブルシューティングまで

HubSpotシーケンス完全ガイド2026 — 動的シーケンス・Breeze AI連携・トラブルシューティングまで

HubSpotシーケンスの設定方法から動的シーケンスの使い分け、Breeze AIによるメール生成・最適送信時間の自動設定まで解説。登録できない14パターン・途中停止3パターンのトラブルシューティング完全版付き。

HubSpotのシーケンスを使おうとして「コンタクトが登録できない」「途中でメールが止まった」という状況に直面した営業担当やエンジニアは多いと思います。

自分もHubSpotを触り始めた頃、設定手順の記事はたくさん見つかるのに、肝心の「詰まったときの解決策」がまとまった記事がほぼゼロで困りました。

この記事では設定手順の基本から始めて、動的シーケンスの使い分け、Breeze AIとの連携方法、そして競合記事には載っていないトラブルシューティング完全版まで一気に解説します。

HubSpotシーケンスとは(1分で理解する要点)

シーケンスは、営業担当者が特定のコンタクトに対してメールやタスクのステップを時系列で自動実行できるツールです。ざっくりいうと「個人向けの自動フォローアップマシン」です。

コンタクトがメールに返信するか、ミーティングを予約した時点で自動的に登録解除される設計になっています。ここがポイントで、シーケンスはあくまで「まだ会話が始まっていない相手へのアプローチ」を自動化するものです。返事をくれた人に自動メールを送り続けるような気まずい事故が起きない仕組みになっています。

ワークフローとの違い(使い分けチートシート付き)

HubSpotを使っていると「シーケンスとワークフロー、どっちを使えばいい?」という問いに何度かぶつかります。整理すると以下の通りです。

項目シーケンスワークフロー
誰が使う営業担当個人マーケ・Ops・システム
送信元担当者の個人メールHubSpotのチームメール
対象手動で選んだコンタクト条件に合致したコンタクト群
返信時の動作自動解除解除されない(別途設定が必要)
目的1対1の商談創出大量のリードナーチャリング
必要プランSales/Service Hub Pro以上Marketing Hub Starter以上

「この人に直接アプローチしたい」ならシーケンス、「条件を満たしたリード全員に自動でメールを流したい」ならワークフローという感じで使い分けるのが基本です。

必要なプランと前提条件

シーケンスを使うには以下の条件がすべて揃っている必要があります。ここを見落とすと最初からつまずきます。

  • Sales Hub Professional / Enterprise、またはService Hub Professional / Enterprise
  • ユーザーにSalesシートまたはServiceシートが割り当てられていること
  • ユーザーに「シーケンス」と「コミュニケーション」の権限が付与されていること
  • 個人のメールアドレスがHubSpotに接続されていること(Gmailまたは Outlookの個人受信トレイ。チームメールは不可)

無料プランやStarter、Marketingプランのみのユーザーにはシーケンスが表示されません。「画面にシーケンスメニューがない」という問い合わせの多くはプランか権限の問題です。

プランの詳細は以下の記事で解説しています。

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基本的なシーケンス作成手順

ステップ種別6種類の選び方

「営業 > シーケンス」から「シーケンスを作成」をクリックし、テンプレートを選ぶかゼロから作成します。シーケンス名を入力したら、プラスアイコンでステップを追加していきます。

追加できるステップは6種類あります。

自動送信メールは、登録コンタクトに自動でメールを送るステップです。既存のメールテンプレートを使うか、その場で新規作成できます。完全に無人で動くのでシーケンスの主軸になります。

手動メールタスクは、「このタイミングで自分でメールを書いて送ってください」というリマインダーです。テンプレートを事前に紐付けておけますが、最終的に担当者が送信ボタンを押します。カスタマイズが必要な場面に使います。

通話タスクは電話をかけるリマインダーです。コンタクトの電話番号と用件メモを含められます。

全般タスクは上記以外の任意のアクション用リマインダーです。「LinkedIn で近況を確認してから接続リクエストを送る」といった非定型の動作に使います。

InMailタスクとつながりリクエストタスクはLinkedIn Sales Navigatorとの連携時に使えます。Sales Navigatorを契約していない場合はグレーアウトされています。

メールに限らずタッチポイントを組み合わせるのが実務のセオリーです。たとえば「1日目:自動メール → 3日目:通話タスク → 5日目:手動メール → 7日目:LinkedIn接続タスク」という構成にすると、複数チャネルで自然な流れでアプローチできます。

送信間隔・営業日設定・自動登録解除の設定

ステップを追加したら、各ステップ間の遅延日数を設定します。最大90営業日まで設定できます。

「設定」タブに移動すると、シーケンス全体の動作を制御できます。

「営業日のみステップを実行」スイッチがデフォルトでオンになっています。これをオフにすると土日もメールが送信されます。BtoBの場合は基本オンのままで問題ありませんが、グローバル展開しているチームは相手国の営業日を考慮する必要があります。

自動送信メールの送信ウィンドウは時間帯で指定できます。「9:00〜17:00の間に送る」という設定をしておけば、深夜や早朝に送信されてしまうことを防げます。HubSpotはコンタクトの過去の開封履歴とタイムゾーンに基づいて、指定ウィンドウ内の最適タイミングを自動で選んで送信します。

「自動化」タブでは、返信またはミーティング予約時に自動解除するかどうかを設定します。基本的にはオンのままが推奨です。

コンタクトへの登録方法

作成したシーケンスへの登録方法は3通りあります。

個別手動登録は、コンタクトレコードを開いて「シーケンスを開始」ボタンから登録する方法です。登録時に送信タイムゾーンを設定します。

リスト一括登録は、コンタクト一覧画面で複数のコンタクトを選択して「登録」からシーケンスを選ぶ方法です。最大で50件まで一度に選択できます。なお登録は1分あたり最大3件のメール送信ペースで処理されます。

ワークフロー自動登録は、「ワークフロー経由でシーケンスを登録・解除する」機能を使う方法です。特定フォームへの回答やページ閲覧をトリガーに自動登録できます。これは別途コンタクトベースのワークフロー設定が必要です。

動的シーケンス — 通常シーケンスとの使い分け

動的シーケンスは2023年以降に追加された機能で、まだ使っていないチームが多いと感じます。通常シーケンスとの違いを一言でいうと「反応した人だけに人力フォローアップをかけられる」点です。

動的シーケンスの仕組み(シグナルの設定目安)

動的シーケンスの流れはこうなります。まず自動メールで全コンタクトにアプローチします。その後、指定したシグナルを達成したコンタクトにだけ、通話やLinkedInなどの手動タスクが発生します。シグナルを達成しなかったコンタクトには手動タスクが出てこないので、営業担当のアクションが「見込み度の高い相手」に集中します。

「営業 > シーケンス > 動的シーケンスを作成」から始めます。自動メールのステップを並べた後、手動タスクのセクションとの間にあるシグナル設定アイコンをクリックします。

設定画面でメール開封数とクリック数の閾値を入力します。たとえば「開封2回 + クリック1回」に設定した場合、1通目のメールを2回開いてリンクを1回クリックした相手だけ手動タスクに進みます。

シグナルの設定目安ですが、開封数は2〜3回、クリック数は1回が実務でよく使われる水準です。開封1回だけにすると誤検知が増えます(プレビュー表示が開封としてカウントされるため)。クリックありなしを組み合わせることで、資料やページに実際に興味を持った相手を識別できます。

いつ動的シーケンスを選ぶか

通常シーケンスを使うべきか、動的シーケンスを使うべきかの判断基準は以下の通りです。

通常シーケンスが向いているのは、登録件数が少なく担当者が全員フォローできる規模の場合、または手動タスクをすべてのコンタクトに必ず実施したい場合です。

動的シーケンスが向いているのは、登録件数が多く手動フォローアップのリソースが限られている場合です。「100件に自動メールを送って、関心を示した20件だけに通話をかける」という使い方がはまります。BtoBのインサイドセールスチームが大量のアウトバウンドリストを処理する場面に特に有効です。

Breeze AI × シーケンス実践活用

HubSpotのAI機能「Breeze」は2024年後半から急速に機能が拡充されています。シーケンスとの関連で実務に直結する3つの使い方を紹介します。

Copilotでシーケンスメールを生成する手順

Breeze CopilotはHubSpot画面の右下に常時表示されているAIアシスタントです。シーケンスのメールテンプレートを作成する際に使えます。

シーケンス作成画面で自動送信メールのステップを追加したとき、メールエディタ内に「AIで作成」ボタンが表示されます。これをクリックするとBreezeがメール本文の下書きを生成します。

生成精度を上げるには、事前にプロンプトで「送信目的・相手の役職・自社のバリュープロポジション」を伝えると効果的です。Copilotのチャット欄に「〇〇業界のITマネージャー向けに、当社のセールスエンゲージメントツールの初回アウトリーチメールを書いて。返信率を上げるために短く、具体的なペインポイントに触れること」と入力してから生成に進む方法もあります。

生成された文章はそのまま使うより、自社のトーン・アンド・マナーに合わせて調整することを前提にしておくと品質が安定します。

最適送信時間のAI自動決定

前述の「設定」タブにある送信ウィンドウ設定を有効にすると、HubSpotのAIがコンタクトの過去エンゲージメント(開封履歴・タイムゾーン)を分析して、指定ウィンドウ内で最も反応が期待できる時間帯を自動で選んで送信します。

「10:00〜16:00」と広めに設定しておくと、AIが各コンタクトにとっての最適時間に個別で送信します。全員に同じ時刻を指定するより開封率が向上する場合があります。

注意点として、送信ウィンドウを絞りすぎると(例:10:00〜10:30の30分間)、その時間帯に多数のコンタクトへの送信が集中してレート制限に引っかかるケースがあります。ウィンドウは2〜3時間以上に設定しておくのが安定した運用のコツです。

Breeze Agentsで見込み客調査→自動エンロール

Breeze ProspectingAgentはまだ限定公開段階ですが、見込み客の自動リサーチとエンロールを行うエージェント機能です。

対象企業のWebサイトやLinkedInの情報をBreezeが自動で収集し、コンタクトのペルソナ情報をCRMに補完します。そのうえでシーケンスの登録までをエージェントが自律的に進める設計です。

現時点ではSales Hub Enterprise向けに順次展開中で、2026年後半には広いプランへの提供が予定されています。機能の全体像はHubSpot公式ブログでの確認を推奨します。

トラブルシューティング完全版

シーケンス運用で詰まる場面の多くはここに集約されています。他の記事がほぼカバーしていない領域なので詳しく書きます。

コンタクトを登録できない場合(原因14パターン)

HubSpot公式の情報をベースに、実務でよく遭遇するパターンを整理しました。

パターン1「メールアドレスが設定されていない」です。コンタクトレコードにメールアドレスがないと登録できません。まずCRMで対象コンタクトのレコードを開いて確認してください。

パターン2「プランまたは権限が不足している」です。プランがPro未満、またはSalesシート未割り当て、または権限設定不足のいずれかです。「設定 > ユーザーと権限」からシーケンス権限の有無を確認します。

パターン3「メールアカウントが接続されていない」です。個人メールアドレスの接続が切れている状態です。「設定 > 全般 > メール」から接続状態を確認してください。

パターン4「BLOCKED_ADDRESS」です。そのメールアドレスはHubSpotシステム側でブロックされています。別のメールアドレスに更新するか、HubSpotサポートに問い合わせてください。

パターン5「BLOCKED_DOMAIN」です。メールドメイン自体がブロックされています。コンタクトの情報を最新化してから再登録を試みます。

パターン6「BOUNCED」です。過去にHubSpotから送ったメールがバウンスした履歴があります。メールアドレスの有効性を確認して更新する必要があります。

パターン7「RECIPIENT_PREVIOUSLY_BOUNCED_ON_PORTAL」です。同じHubSpotアカウントからの送信が過去に失敗しています。コンタクトの情報を修正してから再登録します。

パターン8「RECIPIENT_PREVIOUSLY_BOUNCED_GLOBALLY」です。他のHubSpotアカウントからの送信も含めてグローバルにバウンス履歴があります。有効なメールアドレスだと確認できている場合は、HubSpotサポートに連絡して解除してもらう必要があります。

パターン9「PREVIOUSLY_MARKED_AS_SPAM」です。過去のメールがスパム判定された履歴があります。新しいメールアドレスの使用を検討してください。

パターン10「UNSUBSCRIBED」です。コンタクト側で全メール受信をオプトアウトしています。GDPRが有効な場合は処理の法的根拠を設定することで対応できる場合があります。

パターン11「UNSUBSCRIBED_PERSONAL」です。特定タイプのメールのオプトアウトです。配信タイプ設定またはGDPR根拠を確認します。

パターン12「ALREADY_ENROLLED」です。そのコンタクトはすでに別のシーケンスに登録されています。コンタクトは同時に1シーケンスのみ登録可能です。先のシーケンスを完了・解除してから再登録してください。

パターン13「日次送信レート制限に達している」です。ユーザーごとの日次送信上限を超えています。翌日以降に登録するか、複数ユーザーで担当を分散させてください。

パターン14「OTHER_SEND_REJECTED」です。ISP(メールプロバイダー)側でメールが拒否されています。相手の会社のメールサーバー設定の問題の可能性があります。別の連絡手段の検討も視野に入れてください。

シーケンスが途中で止まる場合(3パターン + 解決手順)

パターンA「手動タスクが未完了のまま放置されている」です。シーケンスに通話タスクや手動メールタスクが含まれている場合、そのタスクを担当者が完了しないと次のステップに進みません。

「営業 > タスク」から未完了タスクを確認します。タスクを完了するか、必要なければタスクをスキップ(削除)してください。タスクを完了した時点で自動的に次のステップへ進みます。

パターンB「メールアカウントの接続が切れている」です。シーケンスは一見進行中に見えているのに、実際にはメールが配信されていないケースです。

「設定 > 全般 > メール」を開いて接続状態を確認します。GmailまたはOutlookの認証が期限切れになっていることが多いです。パスワードを変更した場合や、Google/Microsoftアカウントのセキュリティ設定が変わった場合に切断されます。「再接続」ボタンから再認証してください。

パターンC「シーケンス全体が一時停止状態になっている」です。何らかの理由でシーケンス自体が一時停止になっています。

「営業 > シーケンス」でシーケンスのステータスを確認します。「一時停止中」の場合は「アクション > 再開」で復活します。

ここで注意が必要なのが「すべて再開」の使用です。「すべて再開」は現在一時停止中のすべての登録コンタクトを再開する操作ですが、処理対象がない(エラー状態のコンタクトのみ残っている等)場合に、そのコンタクトが自動解除されてしまうケースが報告されています。一括で再開する前に、対象コンタクトのステータスを個別に確認しておくことを推奨します。

その他よくあるエラー

「Gmail送信エラー」が発生する場合は、数分待ってから再試行するか、コンタクトレコードのCRM画面から直接登録し直すと解決することがあります。

「日付・時刻の設定エラー」が出る場合は、シーケンスの送信予定時刻がシステム時刻より過去になっています。ブラウザを再読み込みするか、デバイスのシステム日時が正確かを確認してください。

それ以外の予期しないエラーが繰り返す場合は、HARファイル(ブラウザのネットワークログ)を収集してHubSpotサポートに送ると対応が早まります。

設定の落とし穴(知らないと痛い)

途中でシーケンスを編集しても既存コンタクトには反映されない

シーケンスのステップ順・遅延日数・メールテンプレートの内容を編集して保存しても、すでに登録済みのコンタクトには変更が反映されません。変更後の内容は新規登録コンタクトにのみ適用されます。

これは多くの人が一度は嵌まるパターンです。「昨日の文言を直したのに古い内容のメールが送られている」という問い合わせの原因の大半がここです。

既存コンタクトに最新のシーケンスを適用したい場合は、一度解除してから再登録する必要があります。対象が多い場合は面倒ですが、現状はこの手順しかありません。

作成者のアカウントが削除されると全コンタクトが自動解除

シーケンスはそれを作成したユーザーに紐付いています。そのユーザーのHubSpotアカウントが削除されると、そのシーケンスに登録されているコンタクトはすべて自動解除されます。

退職者のアカウントを削除する前に、そのユーザーが作成・運用しているシーケンスを確認してください。必要であれば他のユーザーが同内容のシーケンスを再作成し、コンタクトを移行してから削除します。

組織として運用しているシーケンスは、退職リスクを考慮して担当者を複数名でレビューできる体制を作っておくのが安定運用のコツです。

「すべて再開」でエラーコンタクトが大量解除されるリスク

前述のトラブルシューティングでも触れましたが、「すべて再開」ボタンの使用は慎重に行ってください。一時停止中のコンタクトを一括再開する操作ですが、エラー状態のコンタクトが混在している場合、それらが解除されて再度エンロールできなくなるケースがあります。

特にレート制限エラーや接続エラーで多数のコンタクトが止まっている状態でこのボタンを押すと、問題が大きくなります。コンタクト一覧で状態を確認してから、個別またはフィルタを使った選択的な再開を先に試みることを推奨します。

KPIと改善サイクル

開封率・返信率の業界ベンチマーク(BtoB SaaS実測値)

シーケンスのパフォーマンスを評価する際の参考として、BtoB SaaS領域の実測ベンチマークを紹介します。

開封率は15〜30%が平均的な水準です。25%を超えていれば件名とタイミング設定が機能している状態です。

返信率は3〜7%が現実的な目標値です。冷たいアウトリーチ(コールドメール)の場合5%を超えれば優秀な水準です。リードが温まっているリストや展示会でやり取りした相手へのフォローアップであれば10〜15%を目指せます。

ミーティング予約率は1〜3%が平均です。返信のうちミーティングにつながる割合は相手のタイミングや案件感度に大きく左右されます。

ベンチマークより大事なのは自社の数値の推移です。先月比で開封率が下がってきたら件名を変える、返信率が低ければメール本文の価値提案を見直す、という改善ループを回します。

週次でチェックすべきメトリクスと改善アクション

HubSpotの「シーケンス > 分析」タブで各指標を確認できます。

開封率が15%を下回る場合は件名の見直しが最優先です。A/Bテストを実施するか、件名を短くしてパーソナライズ要素(名前・会社名)を入れる方向で調整します。

返信率が2%を下回る場合はメール本文に問題があります。バリュープロポジションが相手の課題とずれている可能性が高いです。ペルソナの課題を再定義してから書き直します。

無応答完了率(最後まで反応なく終了したコンタクトの割合)が90%を超える場合は、登録リストの質またはシーケンス全体の設計に問題があります。アプローチ対象の選定基準から見直してください。

ステップ別のパフォーマンスも確認できます。「どのメールで返信が一番多いか」を見ると、どのタイミング・どの内容が刺さっているかがわかります。そのステップを軸に全体を再設計するのが効率的です。

ステップ別数値は「レートで表示」と「件数で表示」を切り替えられます。登録件数が少ない時期はレート表示がブレやすいので件数も合わせて見てください。

シーケンスの改善サイクルについては以下の記事も参考にしてください。

HubSpotのメールシーケンスで営業フォローを自動化する——設定手順と5つの実践テンプレート
HubSpotのメールシーケンスで営業フォローを自動化する——設定手順と5つの実践テンプレートHubSpot Sales Hubのメールシーケンス機能の設定方法を解説。リード獲得後の自動フォローアップ、商談停滞時のリエンゲージメント、成約後のオンボーディングシーケンスの実例5パターンと、開封率を上げる件名の書き方、SequencesとWorkflowsの違いまで整理。読む →

FAQ

よく聞かれる質問をまとめました。

HubSpotシーケンスは無料プランで使えますか?

使えません。Sales Hub Professional / Enterprise またはService Hub Professional / Enterpriseのプランと、SalesまたはServiceシートの割り当てが必須です。Marketingプランでも使えないので注意してください。

シーケンスとワークフローの違いは何ですか?

シーケンスは個人の担当者が特定コンタクトに対して1対1でアプローチするためのツールです。送信元は担当者の個人メールで、コンタクトが返信するか商談を予約した時点で自動解除されます。ワークフローは条件に合致したリード全員にマーケティングメールを一斉送信するためのツールです。目的と送信規模が根本的に異なります。

コンタクトを複数のシーケンスに同時登録できますか?

できません。コンタクトは同時に1シーケンスのみ登録可能です。既に登録中のコンタクトを別のシーケンスに登録しようとすると「ALREADY_ENROLLED」エラーが発生します。先のシーケンスを完了または解除してから新しいシーケンスに登録してください。

シーケンスが途中で止まった場合どうすればいいですか?

3つのパターンを確認します。まず「営業 > タスク」で未完了の手動タスクがないかを確認します。次に「設定 > 全般 > メール」でメールアカウントの接続状態を確認します。最後に「営業 > シーケンス」でシーケンス自体が一時停止になっていないかを確認します。この順序で確認すると大半のケースは解決します。

シーケンス中のメールを編集したら既存の登録コンタクトにも反映されますか?

反映されません。ステップの順序・遅延日数・メールテンプレートの変更はすべて、保存後に新規登録したコンタクトにのみ適用されます。既存の登録コンタクトに最新の内容を適用したい場合は、一度解除してから再登録する必要があります。

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