Pipedriveの料金は高い? 4プランを実額計算したら、HubSpotの1/4だった【2026年版】

Pipedriveの料金は高い? 4プランを実額計算したら、HubSpotの1/4だった【2026年版】

「Pipedrive気になるけど料金いくら?」5人・10人チームで実額シミュレーション。HubSpot Professionalと比較したら1/4以下。向いてる会社・向いてない会社も正直に書いた。

※ 本記事にはプロモーションが含まれています。記事内リンクから申し込みがあった場合、筆者に紹介報酬が発生します。内容は独自調査に基づいており、報酬によって評価が変わることはありません。 #PR

エンジニアのゆとです。

CRMの比較記事を書く中で「結局Pipedriveはどうなのか」という質問をよくもらうので、Pipedrive単体で掘り下げた記事を書くことにした。

結論から言うと、Pipedriveは「営業パイプラインの管理」に全振りしたCRM。HubSpotのような全部入りでもなく、Salesforceのようにエンタープライズ寄りでもない。その代わり、5人チームならPremiumプランでも月$295(約4.4万円)で収まる。HubSpot Professionalの$1,300/月と比べると約1/4のコストだ。

「多機能は要らない。案件を前に進めることに集中したい」というチームにフィットするCRMで、実際に179か国10万社が使っている。

ここから料金プラン、実際のコストシミュレーション、AI機能、他CRMとの違い、API/開発者視点まで順に整理していく。

Pipedriveの基本情報

Pipedrive 概要

本社: エストニア・タリン(2010年創業)

創業者: Timo Rein、Urmas Purde、Ragnar Sass、Martin Tajur、Martin Henk(5名)

企業評価額: $1.5B(約2,250億円)— エストニア5社目のユニコーン

チーム: 8か国に850名以上

利用企業: 179か国、100,000社以上

ユーザー評価: G2 4.3/5(2,941件)/ Capterra 4.5/5(3,041件)/ ITreview 4.5/5

対応言語: 22言語(日本語対応済み)

アプリ: Web / iOS / Android

外部連携: 500以上(Zapier、Make、Slack、Google Workspace、Microsoft 365 など)

Pipedriveの創業ストーリーは面白いです。2010年、エストニアの5人の営業マンとエンジニアが「既存のCRMは経営者向けに作られていて、現場の営業が使いたいと思えるものがない」という不満からガレージで開発を始めました。初期のプロトタイプはエストニア西部の森の中で開催されたハッカソンから生まれたそうです。

2011年にはシリコンバレーのアクセラレーター「AngelPad」に参加(ヨーロッパから唯一の選出)。その後AtomicoやBessemer Venture Partnersから資金調達を重ね、2020年にVista Equity Partnersから大型投資を受けて評価額$1.5B(約2,250億円)のユニコーン企業に。エストニア発のユニコーンとしてはSkype、TransferWise(現Wise)、Bolt、Playtikaに続く5社目です。

「営業担当者が実際に毎日使いたくなるUI」という創業時の設計思想は今も変わっておらず、カンバンボード形式のパイプラインビューがPipedriveの操作の中心になっています。

料金プラン(2026年最新)

全プラン14日間の無料トライアル付き、クレジットカード不要で試せます。料金は1ユーザー(シート)あたりの月額です。年払いだと最大42%の割引になります。

Pipedrive料金プラン一覧(2026年)

Lite — $14/月(年払い)/ $24/月(月払い)

パイプライン管理、カスタムフィールド無制限、AI Sales Assistant(基本アドバイス)、500以上のアプリ連携、モバイルアプリ、カレンダー同期。日本円で約2,100円/月(年払い)。CRMの基本機能は一通り揃っているので、パイプライン管理とコンタクト管理だけで十分ならこれで事足ります。

Growth — $39/月(年払い)/ $49/月(月払い)

Liteの全機能に加えて、メール同期(Gmail、Outlook)、メールテンプレート・開封トラッキング、自動化シーケンス、ミーティングスケジューラー、ワークフロー自動化。Pipedriveを本格的に使うならこのプラン。 メール連携と自動化が入ることで手作業が大幅に減ります。

Premium — $59/月(年払い)/ $79/月(月払い)

Growthの全機能に加えて、リードジェネレーション、カスタムリードスコアリング、AIマルチメール(複数メールの一括AI生成)、プロジェクト管理、高度なレポート。リード獲得から案件管理まで一気通貫でやりたいチーム向け。

Ultimate — $79/月(年払い)/ $99/月(月払い)

Premiumの全機能に加えて、セキュリティ強化(SOC 2準拠)、電話データのエンリッチメント、延長サポート、制限なしの自動化、監査ログ。セキュリティ要件が厳しい企業や大規模チーム向け。

Pipedriveの14日間無料トライアルはこちら(クレジットカード不要)

主なアドオン(オプション)

LeadBooster(チャットボット・Webフォーム): $390/年

Campaigns(メールマーケティング): $13.33/月〜

Smart Docs(文書作成・電子署名): $390/年

Projects(プロジェクト管理拡張): $80/年

Web Visitors(サイト訪問企業特定): $41/月

Pipedriveの料金プラン比較チャート

※ 料金は変更される場合があります。Pipedrive公式の料金ページで最新情報をご確認ください。

チーム規模別の実額シミュレーション

「結局うちのチームだといくらかかるの?」を具体的に出す。全て年払いベース。

3人チーム(スタートアップ・創業期)

構成Pipedrive GrowthHubSpot StarterSalesforce Starter
CRM基本料金$117/月($39×3)$54/月($18×3)$75/月($25×3)
メール連携含む含む含む
年額$1,404$648$900

この規模ならHubSpot Starterが最安。ただしHubSpotは上位プランに移行すると一気に高くなる(後述)。

5人チーム(成長期・本格営業)

構成Pipedrive PremiumHubSpot ProfessionalSalesforce Pro
CRM基本料金$295/月($59×5)$1,300/月(5席込み)$500/月($100×5)
リード獲得含む(LeadBooster同梱)含む別途MA必要
AI機能含む含む含む
年額$3,540$15,600$6,000+

ここでPipedriveのコスパが際立つ。HubSpot Professionalは月$1,300固定なので、5人チームだとPipedriveの約4.4倍。Salesforce Proの約1.7倍。同等の機能をPipedriveなら年間$12,000以上安く使える。

10人チーム(拡大期)

構成Pipedrive PremiumHubSpot ProfessionalSalesforce Pro
CRM基本料金$590/月($59×10)$1,750/月(5席+追加5席×$90)$1,000/月($100×10)
年額$7,080$21,000$12,000

10人でもPipedriveはHubSpotの約1/3。Salesforceの約6割。チームが大きくなるほど差が開く。

コスト比較のポイント

HubSpotは無料〜Starterが安いので「最初はHubSpot」で始めるチームが多い。しかしProfessional以上に上げた瞬間、月額が$1,300〜に跳ね上がる。Pipedriveは段階的に上がるので、成長に合わせたコスト設計がしやすい。

Pipedriveの強み

パイプライン管理のUIが圧倒的。 Pipedriveの操作画面を見ると、まず気づくのはパイプラインビューの分かりやすさです。ドラッグ&ドロップで案件をステージ間で移動でき、各案件のステータスが一目で把握できる。HubSpotやSalesforceにもパイプラインビューはありますが、Pipedriveはこの画面を最も使いやすく設計しています。導入企業の報告では、営業プロセスが平均20%改善、管理業務が40%削減というデータもあります。

Pipedriveのパイプラインビュー 画像出典: Pipedrive公式サイト

初期設定がシンプル。 SalesforceやHubSpotは多機能な分、初期設定に時間がかかりがちです。Pipedriveはアカウント作成からパイプラインで案件管理を始めるまでの時間が最も短いCRMの一つ。ワークフロー自動化もドラッグ&ドロップで設定できます。

Pipedriveの自動化設定画面 画像出典: Pipedrive公式サイト

AI Sales Assistantが実用的。 Premiumプラン以上で使えるAI機能は、見た目は地味だが実用性が高い。

  • 勝率予測(Win Probability): パイプラインの各ディールに成功確率をスコアリング。「この案件の受注確率は72%、次にやるべきアクションはフォローアップ電話」のような具体的な提案が出る
  • ディールサマリー: 案件の経緯をAIが要約。引き継ぎや上長報告で使える
  • メール生成: OpenAIベースで営業メール・フォローアップ・提案書を自動生成。テンプレートから選ぶだけでなく、案件のコンテキストを踏まえたパーソナライズが効く
  • トレンド分析: 勝ちパターン、失注理由、季節変動を自動特定。「9月は失注率が上がる傾向」のようなインサイトが出る
  • 音声入力: マイクアイコンから音声でAIに質問できる。移動中の営業担当にはこれが地味に便利

HubSpotのBreeze AIやSalesforceのEinstein AIと比べると機能数は少ないが、「パイプライン管理に必要なAI」に絞っている分、設定の手間がほぼゼロで即使える。

PipedriveのAI Sales Assistant 画像出典: Pipedrive公式サイト

Pipedriveを含む5つのCRMのAI機能を詳しく比較した記事はこちら👇

Salesforce vs HubSpot vs Zoho CRM — AI機能を本気で比較した結果【2026年版】
Salesforce vs HubSpot vs Zoho CRM — AI機能を本気で比較した結果【2026年版】Salesforce Einstein・HubSpot Breeze AI・Zoho Zia・Pipedrive AI・Mazrica AIの5社を予測AI・生成AI・AIエージェントの3軸で比較。向き不向きと選び方を解説。読む →

API・外部連携が開発者フレンドリー。 エンジニア目線で見ると、PipedriveのAPIはCRM製品の中でもかなり使いやすい部類に入る。

  • REST API v1 + v2: v2は大規模データセットでのパフォーマンスが改善されている。レスポンスはJSON
  • 認証: APIトークン(個人用)またはOAuth 2.0(マーケットプレイスアプリ用)
  • Webhook: ディールの作成・更新・削除などのイベントをリアルタイムで受信可能
  • 公式SDK: Node.js、PHPのクライアントライブラリを公式提供
  • Zapier/Make/n8n: ノーコードで6,000以上のアプリと接続
  • ドキュメント: developers.pipedrive.com でOpenAPI仕様を公開。Postmanコレクションもある

Salesforce級の大規模カスタマイズ(Apex、Visualforce等)には向かないが、「既存のツールとWebhookやAPIで繋ぎたい」用途ならPipedriveのほうが遥かにシンプル。

Pipedriveの外部ツール連携 画像出典: Pipedrive公式サイト

HubSpot vs Salesforce vs Zoho CRM|エンジニアがAPI・カスタマイズで比較した結果
HubSpot vs Salesforce vs Zoho CRM|エンジニアがAPI・カスタマイズで比較した結果エンジニアがCRMを選ぶならAPI仕様・カスタマイズ性・外部連携が重要。HubSpot・Salesforce・Zoho CRMを開発者目線で比較し、どれが使いやすいか正直に書いた。読む →

Pipedriveの弱み

マーケティング機能が別料金。 HubSpotは無料プランでもメール配信やフォーム作成ができるが、Pipedriveはメールマーケティング(Campaigns: $13.33/月〜)やリード獲得ツール(LeadBooster: $32.50/月)が有料アドオン。CRMとMAを一つのツールで完結させたいなら、HubSpotのほうが合う場合がある。

無料プランがない。 HubSpot CRMやZoho CRMは無料プランを用意しているが、Pipedriveは14日間の無料トライアルのみ。予算ゼロで始めたいならHubSpot無料版かZoho無料版(3名まで)のほうが現実的。

日本語サポートが限定的。 UIは日本語化されているが、カスタマーサポートは英語のみ。日本語でのサポートが必要な場合は、日本の正規パートナーである株式会社Mer経由で契約すると日本語対応が受けられる。それでもHubSpot日本法人やSalesforce日本法人と比べるとサポート体制は薄い。

レポート機能がシンプル。 Pipedriveのレポートは「パイプラインの状況把握」には十分だが、複雑なクロス分析やカスタムダッシュボードは苦手。高度なBI分析が必要なら、Looker StudioやTableauにデータを出して使う前提になる。

Pipedriveのシェア — グローバルと日本

グローバルCRM市場(約830〜1,130億ドル規模)の中で、Pipedriveのシェアは約3%。Salesforce(約21%)やZoho(約8%)と比べると小さいですが、10万社以上が使っている実績は十分です。

CRMグローバルシェア主な顧客層
Salesforce約21%エンタープライズ
Zoho CRM約8%SMB〜ミッドマーケット
Pipedrive約3%SMB(5〜50名の営業チーム)
HubSpot CRM約2〜6%SMB〜ミッドマーケット

Pipedriveの顧客はアメリカ(25〜36%)、ブラジル(10〜15%)、イギリス(5〜11%)に集中しています。ヨーロッパ発のサービスだけあって、EU圏での存在感が特に強い。

日本では? 2017年に日本語対応し、日本での年間売上成長率は80〜100%超(2021年時点)と急成長中。日本での正規販売パートナーは株式会社Merが担当しています。ITreviewのCRM/SFA部門で顧客満足度最高評価を獲得した実績もあり。

ただし、日本のCRM市場(約14億ドル規模)ではSalesforceが約20%のシェアでトップ。さらにkintone(サイボウズ)やSansanなど国産ツールも強く、Pipedriveはまだニッチな存在です。「海外では実績十分、日本では急成長中の穴場CRM」というポジションですね。

他CRMとの比較

項目PipedriveHubSpotSalesforceZoho CRM
最安プラン(年払い)$14/月無料$25/月無料(3名)
5人チーム実額/月$295$1,300$500$200
パイプラインUI
AI機能
マーケティング機能△(別料金)○(別売)
API/開発者体験
初期設定の簡単さ
日本語サポート△(Mer経由)
無料プランなしありなしあり
モバイルアプリ◎(オフライン対応)

Pipedriveが勝っているのは「パイプライン管理のUI」「初期設定の簡単さ」「中規模チームでのコスパ」。逆に、MA統合や日本語サポートはHubSpotやSalesforceに分がある。

Salesforce・HubSpotから乗り換える場合

ITreviewのレビューを見ると、Pipedriveユーザーの中に「SalesforceやHubSpotから乗り換えた」という声が一定数ある。乗り換え理由で多いのは:

  • Salesforceが高すぎる/複雑すぎる: 「Enterpriseプランで月$175/人を払っていたが、使っている機能の8割はパイプライン管理だけだった」
  • HubSpotの上位プランに上げたら予算オーバー: 「Starterで始めたが、Professional($1,300/月)に上げるタイミングで再検討した」
  • 初期設定に何ヶ月もかかった: 「Salesforceのコンサルに100万円以上払ったのに、結局現場が使ってくれない」

Pipedriveに乗り換えた企業の報告では「受注期待値が1人あたり1,000〜2,000万円上がった」というデータもある(ITreview、導入事例より)。高機能ツールを使いこなせていないなら、シンプルなツールに移行したほうが結果が出る場合がある。

ただし逆のケースもある。マーケティング→営業→カスタマーサクセスの一気通貫管理が必要なら、PipedriveよりHubSpotのほうが適している。ツール選びは「何を最優先するか」次第。

どんなチームに向いているか

Pipedriveが合うチーム:

  • 5〜30名の営業チームで、パイプライン管理を中心にCRMを使いたい
  • SalesforceやHubSpotが大げさに感じる
  • 設定に時間をかけず、すぐに使い始めたい
  • メールマーケティングは別ツール(Mailchimp、SendGrid等)で運用している
  • 海外拠点があるチーム(多言語・グローバルUIが強い)

Pipedriveが合わないチーム:

  • マーケティングとCRMを一元管理したい → HubSpotを検討
  • 大規模なカスタマイズや独自開発が必要 → Salesforceを検討
  • 予算ゼロで始めたい → HubSpot無料プランかZoho CRM無料プランを検討
  • 日本語サポートが必須 → HubSpot日本法人かSalesforce日本法人を検討

予算別のCRM選びについてはこちら👇の記事で詳しくまとめています。

スタートアップのCRM選び完全ガイド — 1〜10人チームが月2,000円台から始める営業管理
スタートアップのCRM選び完全ガイド — 1〜10人チームが月2,000円台から始める営業管理スタートアップや少人数チームに最適なCRMを予算別・フェーズ別に比較。Excel卒業からAI活用まで、現場で本当に使われるCRM選びのポイントを解説します。読む →

無料トライアルの始め方

Pipedriveの無料トライアルは14日間、全機能が使えて、クレジットカード登録不要です。

  1. Pipedrive公式サイトにアクセス
  2. メールアドレスとパスワードでアカウント作成
  3. 会社名と業種を選択
  4. パイプラインのステージ名を設定(あとから変更可能)
  5. 最初の案件を登録して使い始める

アカウント作成から最初の案件登録まで、5分もかかりません。トライアル期間中に本格運用を試してみて、合わなければそのまま放置すれば課金は発生しません。

Pipedriveの14日間無料トライアルを始める →

まとめ

Pipedriveは「営業パイプラインの管理に特化したCRM」。

HubSpotのような全部入りの安心感はないし、Salesforceのようなエンタープライズレベルのカスタマイズもできない。でも「案件をパイプラインで管理して、営業を前に進める」というCRMの本質において、UIが最も洗練されているのがPipedrive。

5人チームのPremiumプランで月$295。HubSpot Professionalの$1,300/月と比べると約1/4。この価格差で、パイプライン管理・AI Sales Assistant・リード獲得機能が揃う。

G2で4.3(2,941件)、Capterra で4.5(3,041件)、179か国10万社の導入実績。使いやすさに対する市場の評価は数字が証明している。

年払いのLiteプランなら月$14(約2,100円)から始められる。まず14日間の無料トライアルでパイプラインビューの使い勝手を確認してみてほしい。

aff.trypipedrive.com
Pipedrive — 営業チーム向けCRM & パイプライン管理 14日間無料トライアル(クレジットカード不要)。月$14〜。スタートアップ・少人数チームに最適化されたパイプライン管理CRM。
← 記事一覧に戻る